レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿をオンラインで閲覧できる場所を一覧でまとめます。
はじめに
ふとレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を見てみたくなったので、本記事執筆時点(2024年4月)でオンラインで読める場所を調べてまとめます。
なお手稿一覧はWikipediaを元にしました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿を読んでみたくなったので、オンラインで読める場所を調べる
— BioErrorLog (@bioerrorlog) April 28, 2024
1. アトランティコ手稿
デッサンと注釈から成る手稿集で、内容は、数学、幾何学、天文学、植物学、動物学、土木工学、軍事技術その他多岐にわたるhttps://t.co/pSf5duHlOq pic.twitter.com/yXEYxqOoc2
レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿はどこで読めるのか
アトランティコ手稿
デッサンと注釈から成る手稿集で、内容は、数学、幾何学、天文学、植物学、動物学、土木工学、軍事技術その他多岐にわたる。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
アンブロジアーナ図書館がオンラインで公開しています:
codex-atlanticus.ambrosiana.it
トリヴルツィオ手稿
軍事と教会建築に関する考察に加え、レオナルドが自身の文学的素養を深めようという意図のもとに書かれた文章や図が多くの紙葉に見られる。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
全編が公開されている場所はちょっと見当たりませんでしたが、その一部はトリヴルツィアーナ図書館よりGoogle Artsで公開されています:
鳥の飛翔に関する手稿
鳥の飛翔のメカニズムに関する考察が大半を占めるこの手稿では、翼や空気抵抗、風や気流の考察まで含めて、鳥の飛翔の力学構造を再現する方法が分析的に追求されている。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
アメリカ議会図書館からpdfがダウンロードできます:
パリ手稿
軍事技術、光学、幾何学から、鳥の飛翔、水力学まで、広範囲に及ぶ。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
Wikimedia Commonsから一部(?)が閲覧できます:
アッシュバーナム手稿
2037、2038のナンバーで知られている2冊。(中略) 2038は、絵画に関する考察が中心で、2037には、その他の様々なテーマの手稿が集められている。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
Wikimedia Commonsで一部(?)が閲覧できます:
ウィンザー手稿
解剖学、地理学、馬の研究、スケッチや戯画、一連の地図など約600点のデッサンが描かれている。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
Wikimedia Commonsで一部(?)が閲覧できます:
アランデル手稿
物理学、力学、光学、ユークリッド幾何学、おもり、建築など、多様な分野がカバーされている
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
大英図書館 (Webアーカイブ) で閲覧できます:
フォースター手稿
内容は幾何学、物理学、水力機械、建築など。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
ヴィクトリア&アルバート博物館のWebページから閲覧できます:
マドリード手稿
マドリード1は、時計を含む種々様々な機械構造と機械理論に関する考察が記された。 (中略) アルノ川の流れを変えるプロジェクト、『アンギアーリの戦い』、透視図法と光学、フランチェスコ・スフォルツァ(Francesco Sforza)の騎馬像鋳造など、注目すべきデッサンとメモが見られる。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
インターネットアーカイブから閲覧できます:
レスター手稿
水理学に関する研究が中心で、一部、天文学についての研究が含まれている。
引用: レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿 - Wikipedia
AP Manuscriptsという古書のハンドメイドレプリカを作る企業(?)のサイトで閲覧できました:
またGoogle Artsでも一部が閲覧できます:
おわりに
以上、レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿をオンラインで読める場所をまとめました。
歴史的書物をネットでパッと読めるなんていい時代ですね。
どなたかの参考になれば幸いです。
[関連記事]
参考
Codex Trivulzianus - Wikipedia
Codex on the Flight of Birds - Wikipedia
Pariser Manuskripte (Leonardo da Vinci) – Wikipedia