BioErrorLog Tech Blog

試行錯誤の記録

Devlog #1 ChatGPTを使ったゲームを作る

ゲーム開発の記録を残します。

はじめに

久しぶりにゲームでも作ってみようか、という機運が高まっています。

ChatGPTを触って衝撃を受けてから、真っ当な活用方法以外にも何かしら面白い使い道はないだろうか、と模索したり妄想したりする日々です。
最近Raspberry PiとChatGPTを組み合わせる実験をしたのですが、これもなかなか面白いものでした。

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ChatGPTの面白さを活かすには、やはりゲームも一つの大きな選択肢に思います。

幸い私は、過去に2つほどミニゲームのようなものを作ったことがあります。

ChatGPTのAPIをGodot Engineから呼び出すのもかなりシンプルに実装できることを確認したので、過去作をベースに何かしら作ってみようと思います。

いつ飽きるかは分かりませんが、せっかくなのでDevlog的な記録を残していくことにします。

Devlog

まずは過去作をベースにする

ゼロからゲームを作る、というのは骨が折れます。

まずはプロトタイプ的にサクッと作ってみるなら、自分の過去作をベースにするのが楽でしょう。 私がこれまでに書いたゲームは、一つ目がPygame、二つ目がGodot Engineで作られています。

Godot Engineの方がなんとなく肌に合っていると感じたので、そちらのゲームを出発点にすることにしました。

Unityも何度か触ったことがあるのですが、いまいち使いにくい気がして長続きしませんでした。

↑こんな感じの、"Boids Flocking"をテーマとした避けゲーです。

だいぶ昔に実装した覚えがあるのですが、辿ってみたらたかが3年前くらいのものでした。

当時書いた記事はこちら:

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テキストベースのゲームシステムを導入する

ChatGPTを活用するなら、何かしらテキストベースのシステムを実装するのが良さそうです。

コードをいじりながらGodot Engineの感覚を思い出しつつ、テキストダイアログを実装してみたのがこちら↓

  • NPCキャラクターを配置する
  • Playerがキャラクターに接触すると、カメラがズームする
  • Playerがキャラクターに接触すると、Dialogが開く
  • Playerがキャラクターに接触すると、Playerは移動不可になる
  • PlayerはDialog終了後に移動可能になる

みたいなところを実装してみました。

ゲームエンジンを触るのは久しぶりですが、純粋に楽しいですね。

架空言語 x ChatGPTという組み合わせ

さて、何かChatGPTの面白い使い方はないだろうか、と思ったところで、架空言語をChatGPTに喋らせることはできないだろうか、という考えが浮かびました。

取り急ぎChatGPTは使わないまま、架空言語っぽいものを表示してみる、をやってみたのがこちら↓

独自フォントを作成し、架空言語のように仕立てています。

あと地味ですが、文字を徐々に表示させるようにしたことで少しそれっぽくなりました。

※ フォントを自作するやり方は、別途記事にしました:

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おわりに

今回はここまで。

次は架空言語の単語辞書の用意と、それをChatGPTに喋らせる仕組みの実装でしょうか。

気が向いたときに、気楽にやっていきます。

次回はこちら: www.bioerrorlog.work

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