AzureにおけるSKUの意味を整理します。
はじめに
これまでずっとAWSばかり使ってきましたが、最近Azureに入門しています。
エラーメッセージやリソース作成時に、"SKU"という単語をよく目にします。 ぱっと何のことなのか分からなかったので、備忘録を残します。
AzureにおけるSKUとは何か
SKUは何の略か
SKUは、Stock Keeping Unitの略です(ドキュメントより)。
このSKUという単語自体はAzure特有のものではなく、在庫管理の世界では広く使われる概念のようです。 Wikipediaにも在庫管理としてのSKUのページがあります。
Stock keeping unit - Wikipedia
広く一般には、SKUは"最小管理単位"を指しています。
「ある店舗で扱っているシャツはデザイン・色はすべて共通だが、サイズがS、M、L、XLの4種類ある」、もしくは「サイズはMのみだが、色は赤、青、白、緑の4種類ある」場合にはどちらの場合も「1アイテム4SKUある」と数える。
AzureのSKUとは何なのか
Azureにおいて、SKUは機能グレード/契約グレード/購買グレードのようなものを指しているようです。
例えばAzure Storageには、Standard/Premiumをベースとして8つのSKUが用意されています。
このようにAzureにはSKUとして複数のプラン(Free/Basic/Standard/Premium/etc..)が用意されているリソースがあり、このグレードを"SKU"と呼称するようです。
おわりに
新しい技術に触ると、基本概念から新鮮な気持ちで知ることができて面白いですね。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。
[関連記事]
参考
SKU not available errors - Azure Resource Manager | Microsoft Learn
What does SKU stand for in Microsoft Azure? - Super User
SKU Types (Azure Storage) | Microsoft Learn